タイのスイレンが10年ぶりに咲きました。

過去10年間で初めて、タイの湖で何千ものピンクのスイレンを見ることができます。
バンコクから3時間離れたところにある、カオサムローイヨート国立公園は、足を止める価値のある自然があり、地域では多くの観光客が来ることを望んでいます。
しかし、公園管理者は環境のもろさから、注意が必要だとしています。湖が綺麗になるまで訪れない人々もいるのではないかという懸念もあります。

花はタイの文化では神聖なもので、湖面に咲くスイレンの群れは、地域のカメラを持った人たちにはいいニュースとなりました。

しかし、「現在は、来るべきではありません。」と管理責任者のRungroj Aswakultarinさんは言います。

「国立公園では、スイレンを復活させる途中段階です。準備ができ次第、一般公開を始めるつもりです。」と彼は言いました。
Rungrojさんの言うことはよくわかります。
過去数十年間、公園の湖は荒れ、石灰岩カルストがそびえ立っていましたが、スイレンの開花は一度も見られませんでした。

誰も理由はわかっていません。
しかし職員たちは、度重なる干ばつ、肥料や近くのシーフード工場による公害が原因ではないかと考えています。
近年、管理者は公園を綺麗にしています。ついに今年、ピンクのスイレンを湖一面に見ることができたのです。
タイは、観光産業による収益と環境の保護のバランスを取るための努力をしています。
いくつかの国では観光業が爆発的に成長を遂げています。
過去数十年、外国人観光客は、2006年は1380万人だったのに対し、昨年は3250万人と2倍以上に増えました。多くは中国からの観光客です。
これらの観光客は、パンフレットに載っているような自然のビーチなどに訪れたいと思っていますが、実際に行ってがっかりする人も多いのが現状です。
タイの観光大臣は、観光産業に対し、富裕層の観光客を取り込むように指示しています。
今週、25の海洋公園を含む61の国立公園がモンスーンのために閉鎖し、現状回復しようとしています。しかし、環境学者は傷つきやすいエコシステムには、より長い閉鎖期間が必要で、訪問者の数を資源することが必要であるとしています。

タイがシンガポールと北朝鮮のハイブリッドになりつつあると指摘

アピチャートポン・ウィーラセータクンは香港を羨んでいます。
タイが2年前に軍事政権となって以来、現行の政治的混乱は国を後退させ、国の男たちの自由を脅かすのではないかと彼は言います。
ウィーラセータクンは、母国のことを「シンガポールと北朝鮮のハイブリッドになってきています。」と言います。

アピチャートポン・ウィーラセータクン – Wikipedia
美術家。チェンマイを拠点に映画やビデオ映像、写真を制作する。愛称は、ジョー。

9月17日、「狂気の静けさ(The Serenity of Madness)」と題した自身初の単独移動展覧会のオープニングのため、香港にいました。11月27日まで展覧会はNPOアートスペース「パラサイト」で開かれ、ビデオ作品、写真、彫刻などタイの最近の政治システムを反映した作品が展示されます。
中でも「ブンミおじさんの森」は、多くの映画で賞を受賞しています。2010年のカンヌ国際映画祭でタイ人で初めてパルムドールを受賞しました。

ブンミおじさんの森 – Wikipedia
あらすじ – タイ東北部。腎臓の病により死を前にしたブンミおじさん。後先長くないことを悟り、ある時死んだブンミの妻の妹・ジェンとトンを自らの農園に呼ぶ。三人で食卓を囲んでいると、突然女性の幽霊が出現する。それこそが19年前に亡くなったブンミの妻・フエイだった。しばらくすると、今度は長年行方が分からなくなっていたブンミの息子・ブンソンが姿を変えて現れる。愛する者たちを取り戻したブンミは、4人で森の中に入っていく。

展示は、香港の立法会議の劇的な選挙の2週間後から一般公開されました。人々は完全な民主主義を楽しんでおらず、さらなる改革を求めて投票しています。

タイは国がどれだけ後退しているのかを直視できません。常に文化の発展のために政府の援助を夢見ていましたが、今では政府は変わり、計画はほごになりました。代わりに文化発展のための費用は軍事費として使われているのです。また、検閲もあります。

私は、香港で文化がコミュニティーの一部になること、香港の人々が自由を楽しんでいることを羨ましく思います。

タイにおける検閲の促進は、無言の批評家たちを標的としていると、ウィーラセータクンは考えています。そしてそれは、芸術を作り出すことを難しくするだけではなく、展覧会を主催することも難しくしています。芸術家は病気の兵士を取り上げた2015年の映画「光りの墓」の公開をタイ国内ではやめました。これは政府の検閲を避けるためです。
事実、多くのタイ人は軍事政権下では状況は悪化すると諦めていると、ウィーラセータクンは考えています。
根深い混乱の文化では多くの世代が業の法則を信じ、軍隊を認めるという事態に発展しています。
軍隊の司令官たちは力を強め、政治のプロセスは議会ではなく力によって解決されています。人々はこれに慣れてきてしまい、今では軍隊を受け入れてしまっています。人々は面倒を見てくれる「親」を必要としていて、その親は戦車や銃から社会を守ってくれるのです。
ウィーラセータクンは、タイの人々は、まだ政治への関心が低いと感じています。しかし、何人かのアーティストは、政府から是正勧告をされるかもしれないにもかかわらず、現状に対する怒りを芸術で表現していくことを明らかにしています。この是正勧告には、芸術作品の阻止や政権への批判をやめさせる狙いがあります。

ウィーラセータクンの作品は自身の個人的な思い出やタイの文化を反映していると言いますが、必然的に政治的要素も潜り込ませているようです。彼の2009年のマルチ・ビデオ・インストール作品「プリミティブ」は、現在ロンドンのテート・モダンで公開されています。この作品はタイ北東部にある村、ナブアの夢のような記憶を再現しています。これは1960年代のタイの軍隊と共産主義者との衝突を思い起こさせ、これから先タイの政治がどうなっていくのかという疑問を投げかけています。

最後に「創造的な人々は疑問をあらわにしなければならないのです。」と彼は言いました。

あなたを驚かせるかもしれない面白いタイの文化

どこかに旅行した時に、何があなたを魅了しますか?
私にとっては、ローカルの雰囲気を経験することです。バンコクに行ったことがない人はタイ文化のちょっとした衝撃的なコースを体験してみてください。
重要なことにだけ目を向けます。例えば、揚げ物やニックネームです。もしかしたら、この記事を読むと、あなたの頭の中に大きなクエスチョンマークが浮かんで来るかもしれません。広い心を持って読んでください。

アメリカンフライドライス
美味しそうな赤いフライドライスは、アメリカのレストランのメニューでは見ることがありませんが、アメリカンフライドライスと呼ばれています。実際、このメニューはタイの地元の人たちに大人気なのです。この料理は、ケチャップで炒め、ソーセージ、手羽元揚げ、目玉焼き、たまにエビが入っています。きっかけは、ドンムアン空港にあるレストランが、アメリカ人のための朝食を用意しましたが、フライトが欠航になってしまいました。そこで、レストランのマネージャーは、全ての食材を使った新しい料理を考案したのです。1人のアメリカ人兵士が、「これはなんですか?」と尋ね、「アメリカンフライドライスです。」とマネージャーが答えました。これが、この料理の生い立ちです。もし食べたことがないのなら、ぜひ食べてみてください。

ビニール袋に入った飲み物
タイの屋台で売っている食べ物は、とても安く美味しいですが、時々、一部の人にとっては不思議な入れ物に入って提供されることがあります。バンコクの通りを歩いていると、カラフルなソーダ、タイのミルクティーやコーヒまでもがビニール袋に入れられて売っている光景を目にするでしょう。そう、ビニール袋です。タイでは、ごく普通の光景で、食料品を入れるようなビニール袋に飲み物を入れて売っているのです。安心してください、味は一般的な飲み物と同じです。

新たなフルーツディップ
タイに行ったことがある人は、至る所で果物カートを見たと思います。実際にフルーツを食べた人はいますか?果物自体は普通ですが、ディップの種類を見たことがありますか?たくさんの選択肢があります。例えば、チリと塩、桃のパウダーや甘いものとスパイシーなものを合わせたナムプラー・ワンや、エビのペーストまであるんです。聞きなれないものが多いですが、実際にフルーツをディップして食べてみると、意外と相性がいいことに気づくでしょう。しょっぱく、辛味があり、甘いのです。次回、果物カートを見つけた時には、ただパイナップルを買うのではなく、ぜひ冒険してみてください。もちろん、これもビニール袋で提供されます。

21世紀のタイのニックネーム
多くの国ではニックネームが存在します。オーストラリア人は名前を省略して必要のないZをつけることを好み、多くの中国人は幼少期にニックネームをつけます。しかしタイでは、生まれた時にニックネームが付けられます。そしてそのニックネームはなんでもいいのです。色、動物、もの、ブランド名やなんの意味もないものもあります。例えば、宝石という意味のポーリーは、女性に最も使われているニックネームで、バンクは男性に多いです。そして、本名は創造的なものになっています。最近のトレンドでは、2つの音節を組み合わせたものが多いです。
例えば、お米を供給するという意味のポン・カオや、岩山という意味のプーパのような名前です。

タイではこれ以外にも面白い文化がたくさんあります。

タイの留学生がタイの文化を紹介しました。

タイの教育省とウィスコンシン州の教育員会の国際交流パートナーシップの一環で、タイの教師と生徒5人が、アメリカの文化を学び、タイの文化を広めるためにパトリック・マーシュ中学校(PMMS)とサンプレーリーを訪れています。

2年目となる今年は、PMMSのゴー・グローバル・クラブのアドバイザーであるサンドラ・コワルチク氏が訪問団のホームステイ先を手配しました。訪問は4月22日から5月10日までです。

タイからの学生たちは、ホームステイ先の家族と日常生活を共にしているとコワルチク氏は言いました。また、ホームステイ先の子供と一緒に学校にも通っています。

タイの学生とホームステイ先の子供たちは、7年生のコーナー・ローラー、リンラーダ・シーブーンルアンと6年生のリリアン・クローリー、7年生のブルック・バンドリ、5年生のジャスパー・オールマン、5年生のマギー・レシュと7年生のロレッタ・レシュ、ラッタナー先生と6年生の教師リンゼイ・サロモーネです。

タイからの訪問団は、最北端や最南端、最東端などの地方から来ています。ウィスコンシンのことやこの地域の人、教育システムなどを学ぶ中で、訪問団もPMMS生徒たちやサンプレーリーで、タイの地域のことや国民性、文化などについてクラス内や放課後のゴー・グローバル・クラブにおいてプレゼンテーションをする予定だとコワルチク氏は言いました。

プレゼンテーションでは、伝統的な衣装を着て地域の踊りを披露し、人形劇のプレゼンテーションも行う予定です。

5月1日にはクラス内でのプレゼンテーションが行われました。生徒たちは鮮やかな色のタイ独自の伝統衣装を身につけました。

訪問団はPMMSの生徒たちのために伝統的なタイの踊りを披露し、振り付けを教えて一緒に踊る場面も見られました。また、タイ語での挨拶も教えました。

タイ文化でのエチケットについて

タイ文化には無数の習慣があり、受け入れられるものとそうでないものがあります。タイに行く前に、7つのルールを学習しておきましょう。

1. 王族を悪く言ってはいけません。

タイの人々は王族を尊敬しています。その証拠に、お店や家など至る所で王族の写真を目にすることがあるでしょう。タイの人々と同じように、王族に敬意を示すのは、最も重要なエチケットの1つです。不敬罪に対する法律もあり、王族を侮辱するのは違法なのです。

この法律はとても慎重に扱われ、破った人は外国人でも懲役刑が科されることがあります。個人的にも、プライベートなメールやSNSでもタイの王族について何か言及するのはやめておきましょう。

2. 寺院では肌の露出をしてはいけません。

タイの寺院はとても神聖な場所で、訪れる際にはそのことを肝に命じておかなければなりません。旅の目的がビーチだったとしても、寺院に入る際は肌を覆わなければなりません。

どういうことかというと、肩から胸を覆い、できれば膝も隠したほうがいいでしょう。大きめのスカーフを常にカバンに入れておきましょう。服装のせいで寺院に入れないなんて、悲しすぎますから。

3. 靴を脱ぎましょう。

寺院や家に入るとき、また一部のお店やオフィスでも靴を脱ぎましょう。行くとわかりますが、ドアの前に靴の山を見ることになるでしょう。タイでは、足は体の中で最も汚い部分だと考えられており、靴はそれ以上に汚いものとなっています。足を机の上に投げ出したり、誰かに足で触ったりすることもタブーとされています。

4. ブッダ像を過小評価しないでください。

タイは仏教の国で、ブッダの像や絵がある場所では最上級の敬意を示す必要があります。寺院にあるブッダ像には決して登らないでください。もしかすると法律で罰せられるかもしれません。

ブッダ関連の話をすると、特別な許可なくブッダの写真を撮り、海外に持ち出すことは違法となっています。ブッダの写真などは店でも売っているので、そこで手にいれたほうがいいでしょうが、間違われて質問されないように、常に気をつけたほうが良いでしょう。

5. 人の頭を触ってはいけません。

タイでは、頭は神聖な部位で体の中で最も綺麗なところとされています。なので、人の髪や頭を触ることは嫌がられます。もし偶然触ってしまったなら、すぐに謝りましょう。そうすれば、多くの人は許してくれるでしょう。

特に、タイでボランティア活動や子供に何かを教える場合は気をつけましょう。このタブーを忘れて、子供の髪に触ってしまうかもしれません。一部地域では、子供の頭を触る習慣があるようですが、タイ西部では今でも好ましくないとされています。

6. 僧侶を敬いましょう。

タイで出会う僧侶はとても信仰心の深い人々で、崇拝するべきだとされています。道を歩いている時に出会ったら、お辞儀をし、個人的な質問をしてはいけません。旅行者を警戒している場合もあるので、気をつけたほうがいいでしょう。何かを渡すときは直接ではなく、僧侶の前に置きましょう。そうすれば僧侶がそれを受け取ってくれます。女性は特に注意しましょう。触ったり、すれ違ったりすることもやめましょう。

7. 「ワイ」という挨拶に返事をしましょう。

タイの「ワイ」という挨拶は、頭を下げて手を合わせるものです。これは一般的な挨拶で、距離を近づけるためにするものです。もしあなたがこの挨拶をされたなら、同じ動作で返しましょう。そのときは笑顔でいてください。タイの人々は温かく、他人を受け入れてくれます。そして、同じように挨拶すれば、とても喜んでくれるでしょう。

専門家には増加する異文化間の関係構築をナビゲートする能力があるのか?

文化の違いというのは、ビジネスシーンや専門的な関係において、良くも悪くも影響することがあります。向こう見ずなアメリカ人は、日本独特のヒエラルキーにおいて日本人のパートナーを簡単に敵に回してしまうと思います。几帳面なドイツ人は、タイでの時間通りに始まらない会議について、余計なストレスを感じてしまうかもしれません。アジア人のリーダーがヨーロッパで活躍するのは、多くの指導や自主性の低さから、不満を感じてしまうかもしれません。ただ、文化の違いは時に良い方向に働くという研究結果もあります。

バンコクの専門家たちは文化の違いは困難を生じさせるわけではなく、異文化の関係を効果的にすることで今までにないほど重要になってくると考えています。バンコクはアセアンの急成長地域として位置付けられており、エクソンモービル、ファーウェイ、ユニリーバなどの多くの多国籍企業が事務所を置き、ビジネスにおいて文化の違いに対応するために専門家を雇っています。さらに、過去数年、タイはセントラルグループやチャルーンポーカパングループのような集団が海外でのM&Aを活発的に行なっています。タイ政府は、「投資しやすい環境」作りに努めると発表し、デロイト・トウシュは2017年にタイはM&Aをするのに魅力的なマーケットであるとし、かつてないほど異文化関係の専門家の需要が増えるだろうと予測されています。

幸運なことに、異文化の違いや効果については、グリート・ホフステッドやエリン・マイヤーによって過去40年以上にわたって研究が行われてきました。彼らの研究によって、国際的な専門家を助けるためのいくつかの重要な原則があることがわかっています。これらの原則をより磨くために、私たちは一般化された研究の成果を基礎として、いくつかの例を提示します。どの記述も、すべての人に当てはまるわけではなく、違いは完璧ではありませんが、相対的です。例えば、アメリカ人は関係構築よりも取引に重点を置きます。これは、彼らが関係構築に興味がないというわけではなく、自分たちの仕事を完了させることを優先させる文化であるからです。

ひょっとしたら、文献が示す最も重要なことは、文化の違いは言語や行動の違いよりも深く、社会全体の価値観と信条から成り立っているということです。例えば、日本人とタイ人の従業員は、アメリカ人やドイツ人と比べて、上司に対して敬意を表し、より権限を与える傾向にあると言われています。先述の内容に照らし合わせてみましょう。彼らのこの行動は、集団の意思決定がより強いという信条から来ていることを知っていましたか?このような環境下での忠誠や、権力に従うことは高く評価されていて、権威に対して反対することは、集団の成功を脅かすと信じられています。これで、ホフステッドが階層文化(例えば、日本人、タイ人、中国人)と呼ぶ環境において、リーダーに反対することが難しいということの説明ができます。直接上司に反論することは、彼らの権力に従うことは重要であるという信条に反するのです。

アメリカ、イギリス、ドイツ出身の読者は、このような問題に直面したことが何度もあると思います。階層文化の人々に対して、反対意見を声に出すことは、ビジネスを成功させるための手段であると伝えてみてもいいでしょう。しかし、著書「グローバルリーダーシップとは何か」の中で、専門家に対し、「文化的な自己認識を探し出す」ことを勧めており、このメソッドは他の文化の自己認識より必ずしもいいわけではないことを理解しているとしています。フォーチュングローバル500にランクインしているアメリカ、中国、日本、フランス、ドイツの5か国が全くこなる文化であるという事実がこれを証明しています。文化の理解というのは、とても重要です。信条の違いを理解しなかったり、同僚の異文化への理解を示さないと、お互いの行動について、常に誤解が生じてしまうからです。

世界的な文化の違いは、だいたい8つのカテゴリーに分類することができ、多くの国の文化の紹介は文書化されています。いくつかの研究によるモデルが使われており、グリート・ホフステッドのモデルは当初、1970年代に行われたIBMの研究、フォンス・トロンペナース・モデルと異文化理解モデル(ICAM)をベースに進められて来ました。どのモデルも多くの類似点があり、世界的なデータ収集によって、確証されています。

ICAMコントロールディメンションは、タイの文化はマレーシアやベトナム人と共感できる点が多くあるという興味深い文化的側面を明らかにしました。彼らは、自分たちの支配下にあるものよりも、外的因子の方が成功には必要だと信じています。したがって、リスク軽減のためにルールや手順に従うことは、とても価値のあることで、偶然によって成果が出たパフォーマンスを評価することはさほど重要ではないのです。これは、失敗を外的因子のせいにする従業員を簡単に信じないアメリカ人、イギリス人、日本人の物の見方とは大きく異なる精神性です。タイの文化は、ICAMの定義の時間やモチベーションにおいて、イライラするような結果を招くという面白い側面も持っています。

では、私たちは永遠に理解し合えないのでしょうか。自分たちの文化的な価値観を犠牲にして、労働環境下の文化に順応しなければならないのでしょうか。

答えはノーです。

ダイバーシティインクによって行われたリサーチによると、文化の違いをうまく扱うことができれば、文化が違う人たちで構成されているチームは、多様性のないチームと比べるとより優れているとされています。加えて、効率的な仕事の能力と多様な文化のチームを扱うことは習得可能なスキルです。改良策を探している専門家は文化の違いを学ぶことができ、共感できるような対話をし、価値観を共有することで新たな期待を持ったり、柔軟性を保ったり、win-winな関係づくりをすることができます。ネット上では様々なソースがあり、ワークショップ、解決策の指導を受けるなど、異文化間の関係構築について学ぶ機会は多くあります。

タイ人学生が教師からの体罰から回復し、再び笑顔になりました。

タイの女子学生は去年、教師からマグカップを頭に投げられ、顔を傷つけられたと話します。

この事件で彼女の顔の片側は麻痺してしまい、左目が閉じなくなってしまいました。これは教師の権力が強いタイの教育システムの深刻な問題として、取り上げられました。

「自分の顔を見たとき、受け入れられなかったです。」と、タイ北東部にある貧しい地域コラート出身の少女はAFP通信に伝えました。「自殺も考えました。それくらい信じられませんでした。」ナルディーはキャビンアテンダントになることを夢見ていましたが、この顔では航空会社も雇ってはくれないだろうと感じたそうです。

8か月が過ぎ、見知らぬ人々からの資金援助で医学療法とリハビリを行い、彼女は再び笑顔を取り戻しました。「私は100%普通ではないかもしれません。」と彼女は言いました。麻痺の後遺症はまだ顔の左側にみられます。「でも、今までの努力にとても満足しています。またこうして笑うことができるのですから。」

タイでは先生などの目上の人に対して疑問を投げかけることをタブーとしていますが、この事件以外にも、目下の人に対する扱い方については様々な事件が起きていて、民衆の怒りは頂点に達しています。去年は、卵アレルギーを訴えた生徒が教師と議論になり、生徒が教師にひれ伏すという動画も流れています。

また、タイアジア航空のキャビンアテンダントに対し、上司のトニー・フェルナンデスが、苦情を言ってきた乗客に対して土下座することを強要するという事件もありました。

タイの文化では、教職はとても神聖な職業で、尊敬に値すると言われています。しかし、様々な教育改革の主導者たちが、あまりにも生徒たちが教師に叩頭し過ぎていて、学校の基準が他の裕福な国と比べると遅れをとっていると指摘しています。

シアムの解放のための教育という学校改革を行う団体は、権威がもっと「学校から暴力を解放するべきで、体罰に対する体制を変え、対応も素早くするべきです。」と話しています。

服従というタイの文化は、2014年に軍の力が強くなって以来、より過激になっています。軍事政権のトップであるプラユット・チャンオチャは全ての学生に対して「12の価値観」を暗唱するよう指示しました。この12の価値観には、親、教師、目上の人を敬い、「規律の維持」が明記されています。

ナルディーの治療費は、キャッサバ農家を営んでいる彼女の家の年収の3倍もかかっています。この事件はパヴェナ基金から援助を受けました。パヴェナ基金とは、暴力から逃げようとする女性を助ける団体で、ナルディーのケースでは新しい学校を探す手助けもしました。「ナルディーが元に戻るまで、5か月かかりました。今彼女は口も目も閉じることができます。」そう話すのは、元政治家でパヴェナ基金の創設者でもあるパヴェナ・ホンサクラ氏です。

学校側は教師の暴力を認めましたが、後日あらわれた麻痺に関しては関与を否定しています。校長はナルディーの家族に50,000バーツ(1,450ドル)を賠償金として支払い、その教師は別の学校に異動させたと話しています。警察は暴行罪として捜査していますが、検事総長は未だに起訴していません。

ナルディーはキャビンアテンダントになるという夢を追い続けています。「もしかしたら高望みなのかもしれないですけどね。」と満面の笑みで話しました。